2018年度公益社団法人 松江青年会議所 全国城下町シンポジウム実行委員会の幹事を拝命致しました田邊 亮で御座います。
私は2015年の二次研修生として入会しました。研修中には「我々は市民の為に活動をしている」と教えられ正直戸惑いました。自身の会社では「お客様の為が会社の為になり、会社の為が最後に自分達(家族)の為になる。」と法人設立当初より社員に言い続けてきました。市民の為に活動する団体とは縁がなかった為、自分のJCとしての存在意義さえ失いかけていた時期もありました。
そのような中、ある対外事業に参加しました。この時にJCの歴史や伝統を重んじ後世に引き継ぐ心、また時には自ら新たな事業に向けて果敢に挑み事業を成功に導いた委員長時代の話を先輩から聞き感銘を受けました。この瞬間から私の中でJC活動への認識が変わりました。それは「市民の為」に自分自身がどのように役に立てるかを自らが問う事により、JCとしての存在を常に意識し続けることこそが我々の活動の価値でもあり、未来の松江に歴史と文化を残す可能性へと繋げる役割と感じたからです。
この度、24年ぶりの大会となる幹事という大変貴重な役を仰せつかりました。古藤理事長予定者の基本方針にもあります「それぞれの業種の違う市民が立場と違いを超えて協力することにより、大会の可能性を広げ地域に新たな価値を見出す」事を念頭に置き活動に取り組みます。それに加え私の今の意気込みと致しましても、この委員会での事業が後世に残せる事業であり、松江の歴史と市民の為となるまたとない貴重な事業である分「一意専心」で取り組む覚悟でございます。最後になりますが、これ程の大きな事業を成功に導くためには委員会メンバーだけでは達成は不可能だと思います。どうぞJCメンバー全員のお力をお借りして共に成功を喜びたいと思いますので、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。